KKDEMIAN

発行体が自らの競合2社を上場させ、この一群で下げたのはその2つだけ

COINB と HOODB が本群の時価総額の 90.9% を占めます。この場所の利用者が取引所株を好んでいるように見えますが、上場ロットで統制するとその集中は消えます。COINB は同日上場10銘柄で5位、HOODB は7位 —— どちらも中位です。本当に集中しているのは下落幅です。本群5銘柄のうち30日がマイナスなのはこの2つだけ(−23.03% と −25.29%)で、他の3つは +2.89%、−1.14%、+7.49%。しかも GSB と PYPLB の結果は同一の95日という期間の中で出ています。

リサーチ

TL;DR

この発行体はバイナンス自社の帳簿で、本群の最大2銘柄が追うのはその競合2社です。両者は本群の時価総額の 90.9% を占め、同時に本群で下げた唯一の2銘柄でもあります —— ただし期間の統制に耐えるのは後者だけです。

  • COINB 1,817万ドル + HOODB 567万ドル = 本群の時価総額の 90.9%。 伝統的な金融3銘柄(JPMB・GSB・PYPLB)の合計は 238万ドル で 9.1% です。
  • ただしこの集中は需要のシグナルではありません。 上場ロットで統制すると COINB は同日上場10銘柄で5位、HOODB は7位 —— どちらも中位 —— で、小さい3銘柄が小さい主因は JPMB が上場24日しか経っていないことです。
  • 本当に集中しているのは下落幅です:COINB −23.03%(全体63位)と HOODB −25.29%(68位)が本群で唯一のマイナス。JPMB +2.89%(13位)、GSB −1.14%(20位)、PYPLB +7.49%(9位)はすべて全体上位20位以内です。
  • こちらは期間の統制に耐えます。 GSB と PYPLB は同日上場(95日の期間)で、そのロット10銘柄中4位と2位。同ロットには AMATB −26.30%、DELLB −22.84% も含まれます。
  • 回転率は完全に逆向き:JPMB 2.263倍(全体18位)、PYPLB 2.239倍(19位)、GSB 1.436倍(31位)に対し、COINB は 0.281倍(89位)、HOODB は 0.532倍(68位)。ただし小さい3銘柄の出来高の合計 462万ドル は、COINB 1銘柄の 511万ドル に届きません。
  • 上場させられた2社は、自身もトークン化株式の発行体です。 Coinbase は Base 上で10銘柄・オンチェーン 750万ドル、Robinhood は190銘柄・1.51億ドル。bStocks 上の COINB という1トークンの時価総額は、Coinbase の製品ライン全体の 2.4倍 です(出所が異なります。第8節参照)。
  • このスナップショットからプレミアムは計算できません。 原資産の参照価格も配当再投資の乗数もありません。

1. この5銘柄は何か

bStocks はバイナンス自社のトークン化株式の発行体です(主体は BTech Holdings Limited、ADGM / FSRA 上場証券、チェーンは BNB Chain のみ、取引はバイナンスのみ)。CoinMarketCap は105銘柄を報告しており、本稿が用いるスナップショットはそのうち100銘柄、時点は 2026-10-31T06:06:52Z です。

トークン 原資産 上場日 上場日数 価格 時価総額 24h 出来高 回転率 30日
COINB Coinbase Global 2026-07-06 117日 $145.73 1,817万ドル 511万ドル 0.281倍 −23.03%
HOODB Robinhood Markets 2026-07-13 110日 $85.32 567万ドル 302万ドル 0.532倍 −25.29%
PYPLB PayPal Holdings 2026-07-28 95日 $56.82 98.15万ドル 220万ドル 2.239倍 +7.49%
GSB Goldman Sachs 2026-07-28 95日 $892.92 89.68万ドル 129万ドル 1.436倍 −1.14%
JPMB JPMorgan Chase 2026-10-07 24日 $338.39 49.96万ドル 113万ドル 2.263倍 +2.89%

5銘柄の合計時価総額は 2,622万ドル で、全体 13.1838億ドル の 2.0%。出来高 1,274万ドル は全体 8.7346億ドル の 1.5% です。

この一群が特異なのは発行側です。 bStocks の発行モデルは取引所自社(exchange-self)—— 発行体と唯一の取引場所が同一主体で、その主体はバイナンスです。本群の原資産5つのうち2つは暗号資産の取引場所、Coinbase と Robinhood です。 つまりこの帳簿で最大の金融銘柄2つは、この発行体の直接の競合を追っています。

2. 時価総額の 90.9% が競合2社にある

分類 銘柄 合計時価総額 本群に占める比 合計出来高 本群に占める比
暗号資産の取引場所 COINB、HOODB 2,384万ドル 90.9% 813万ドル 63.8%
伝統的な銀行と決済 JPMB、GSB、PYPLB 238万ドル 9.1% 462万ドル 36.2%
本群合計 5銘柄 2,622万ドル 100% 1,274万ドル 100%

COINB 1銘柄の時価総額が、伝統的な金融3銘柄の合計の 7.6倍 です。 全体100銘柄では時価総額16位、出来高25位。HOODB は36位と39位。JPMB は時価総額93位、GSB は75位、PYPLB は69位です。

この数字の並びは一つの文として読まれやすい。暗号資産取引所が自社運営するトークン化株式の場所では、利用者が買うのは暗号資産取引所の株であって銀行の株ではない。 もっともらしく聞こえ、この帳簿の全体的な性格とも合います —— 全体首位は SpaceX の SPCXB、2位と3位は Circle と MicroStrategy で、いずれも暗号資産やテックの物語に出てくる名前です。

次節で、この読み方がデータ上で成り立たない理由を示します。

3. 反例:上場ロットで統制すると、この集中は消える

この帳簿では時価総額と上場時期が強く結びついています。

上場月 銘柄数 合計時価総額 合計回転率
2026-06 10 6.8903億ドル 0.619倍
2026-07 46 5.2474億ドル 0.676倍
2026-08 12 3,857万ドル 0.537倍
2026-09 17 5,471万ドル 1.075倍
2026-10 15 1,134万ドル 1.143倍

COINB と HOODB はどちらも 2026-07、JPMB は 2026-10 —— その月に上場した15銘柄の合計は 1,134万ドル にすぎません。 つまり「銀行株はここでは小さい」という事実の半分は、上場が遅かったという説明です。

各銘柄を同日上場の銘柄と比べると、集中は消えます。

トークン 上場ロット ロット内の時価総額順位 ロット最大 ロット最小
COINB 2026-07-06(10銘柄) 5位 GOOGLB 1.0499億ドル GLWB 179万ドル
HOODB 2026-07-13(10銘柄) 7位 AVGOB 1,780万ドル IBMB 97.96万ドル
PYPLB 2026-07-28(10銘柄) 8位 AMATB 902万ドル FLNCB 88.81万ドル
GSB 2026-07-28(10銘柄) 9位 AMATB 902万ドル FLNCB 88.81万ドル
JPMB 2026-10-07(4銘柄) 4位 SECZB 124万ドル JPMB 49.96万ドル

COINB は自らのロットで5位 —— ちょうど中位です。HOODB は7位で、自らのロットの中位より下です。 この場所の資金が本当に暗号資産取引所の株に集中していたなら、この2銘柄は同日上場の銘柄を圧倒するはずですが、そうなっていません。HOODB の時価総額は同ロットの AVGOB・RKLBB・TSMB・BABAB・MRVLB・AAOIB を下回ります。

では第2節の 90.9% はどこから来たのか。それは本群内部の構成から来たもので、嗜好から来たものではありません。 この分け方は 2026-07 上場の2銘柄と、より小さい3銘柄(うち1つは 2026-10 上場)を並べているので、比率は自然に 90.9% になります。分け方を変えれば、この数字は別のものになります。

JPMB にはもう一つ固有の注意点があります。上場24日しか経っていません。 レンジ幅 1.100倍 に情報はありません —— 第1回のアンカーが緩いほどレンジは広いが BRKBB(1.031倍、12日)で、新規上場銘柄の狭いレンジは期間が作った産物だと明記しています。JPMB も同じ類型です。

4. 本当に集中しているのは下落幅

第2節は残りませんが、以下の対比は残ります。

トークン 原資産の分類 30日 全体順位 7日 24時間 高値から レンジ内の位置
PYPLB 決済 +7.49% 9 +0.04% −0.24% −11.3% 47.1%
JPMB 銀行 +2.89% 13 +2.35% −1.50% −2.1% 76.6%
GSB 銀行 −1.14% 20 +1.97% −2.62% −17.1% 15.3%
COINB 暗号資産の取引場所 −23.03% 63 −11.29% −5.53% −29.8% 11.5%
HOODB 暗号資産の取引場所 −25.29% 68 −9.84% −1.82% −33.2% 6.9%

この表はどの列でも同じ切り口で分かれます。 伝統的な金融3銘柄は30日が全体上位20位以内(100銘柄中プラスは18銘柄のみ)で、7日もすべてプラス。暗号資産の取引場所2銘柄は30日が63位と68位、7日は −11.29% と −9.84%、高値から −29.8% と −33.2%、レンジ内の位置は 11.5% と 6.9% —— どちらも自らのレンジの底に張り付いており、全体のこの列の中位数は 22.4% です。

そしてこちらは期間の統制に耐えます。 GSB と PYPLB は同日上場(2026-07-28、95日)なので、そのロット10銘柄は期間が完全に同じです。

トークン 種類 30日
SOXSB インバース ETF −3x +70.82%
PYPLB 普通株 +7.49%
AAPLB 普通株 +3.20%
GSB 普通株 −1.14%
AMZNB 普通株 −4.26%
SMHB ETF −15.27%
DELLB 普通株 −22.84%
AMATB 普通株 −26.30%
FLNCB 普通株 −26.55%
BEB 普通株 −29.11%

PYPLB が2位、GSB が4位 —— 同ロットの最下位が 29.11% 下げた期間の中での順位です。 反対側も同じで、COINB は自らのロット10銘柄で30日が7位、HOODB も自らのロットで7位 —— どちらも自分の日の下半分にいます。この切り口は上場時期が作ったものではありません。

ただしここで止めて、因果にしてはいけません。 このスナップショットには原資産の参照価格がないため、「トークンが原資産の株に追随した」と「トークンがこの場所で下げた」を切り分けられません。 暗号資産取引所の株が暗号資産市場と相関することは公開市場の常識ですが、このスナップショットにそれを検証する力はありません —— それが第8節の第一の限界です。

もう一つの反例が「事業が発行体に隣接しているから下げた」も否定します。PYPLB は決済企業で同じく隣接していますが、本群で30日が最良(+7.49%、全体9位)です。 したがって成り立つのはもっと狭い記述だけです。この一群で下げたのは暗号資産の取引場所2銘柄であって、「競合」という立場そのものが下げたのではありません。

5. 回転率は完全に逆向き

トークン 時価総額 時価総額順位 24h 出来高 出来高順位 回転率 回転率順位
JPMB 49.96万ドル 93 113万ドル 85 2.263倍 18
PYPLB 98.15万ドル 69 220万ドル 51 2.239倍 19
GSB 89.68万ドル 75 129万ドル 77 1.436倍 31
HOODB 567万ドル 36 302万ドル 39 0.532倍 68
COINB 1,817万ドル 16 511万ドル 25 0.281倍 89

回転率の順序は時価総額の順序とほぼ正反対です。 ただしこれは「小さい3銘柄の流動性が高い」という意味ではありません —— 回転率は24時間出来高 ÷ 時価総額なので、分母が小さいと比率は自然に大きくなります。第2回の分母の罠が分解したのがこれです。

絶対の出来高が向きを戻します:JPMB 113万ドル + GSB 129万ドル + PYPLB 220万ドル = 462万ドル で、COINB 1銘柄の 511万ドル より少ない。 3銘柄合わせて1銘柄の出来高に届かず、それでも回転率は 5〜8倍 です。

この一群は計算方法の問題も露わにします。

算法 結果
合計回転率(出来高の合計 ÷ 時価総額の合計) 0.4859倍
構成銘柄の回転率の中位数 1.436倍
全体の合計回転率 0.6625倍
残り95銘柄の合計回転率 0.6661倍

同じ5銘柄で算法を変えると 3.0倍 の差が出て、しかも全体平均の両側に落ちます。 合計回転率は COINB と HOODB の大きな分母に押されて 0.4859倍(残り95銘柄の回転速度は本群の 1.37倍)、中位数は小さい3銘柄に引き上げられて 1.436倍。どちらが正しいかは問いによります —— 「この一群に置かれた資金が1日に何回入れ替わったか」なら前者、「この一群の典型的な1銘柄がどれだけ活発か」なら後者。本稿は両方を示し、どちらかを明記します。

6. 構造:上場させられた2社も自らトークン化株式を発行している

bStocks の構造(すべて当サイトの発行体レコードから):

  • ラッパーはトラッカー証券(tracker certificate)。主体は BTech Holdings Limited、ADGM / FSRA の正式な上場証券であり、株式そのものではありません。
  • 議決権なし。配当はパススルー:米国源泉税 30% を控除後、乗数で再投資。
  • 準備金はアテステーション(証明書の提出)で、オンチェーンの準備金証明ではありません。
  • 償還は可能、KYC 必須、最低 $5。米国人は遮断。
  • BNB Chain のみ、バイナンスのみ、BSC 入金のみ —— 誤ったネットワークへの送金は資産を失います。
  • 発行モデルは取引所自社。

そして COINB と HOODB の原資産は、自身もトークン化株式の発行体です。 3社を並べます。

発行体 発行モデル 銘柄数 オンチェーン規模 ラッパー チェーン 流通場所
bStocks(本稿) 取引所自社 105(スナップショット100) 9.14億ドル トラッカー証券 BNB Chain バイナンスのみ
Robinhood Stock Tokens 証券会社自社 190 1.51億ドル 債権請求権 Robinhood Chain Robinhood アプリのみ
Coinbase(Base) 取引所オンチェーン 10 750万ドル 直接証券 Base Uniswap、Aerodrome、Aave、Morpho

この表で最も目を引く比率:bStocks 上の COINB 1トークンの時価総額は 1,817万ドル、一方 Coinbase 自身のトークン化株式ラインのオンチェーン規模は 750万ドル —— 前者は後者の 2.4倍 です。(2つの数字は出所と時点が異なります。第8節の第五点を参照。したがって桁の対比としてのみ読み、精密な比率としては読めません。)

3社の構造差も一行ずつ記しておく価値があります。三つの異なるやり方だからです。

  • Robinhood のラッパーは債権請求権(debt-claim)で、トラッカー証券ではありません。議決権は「計画中」と記され、3社で唯一「なし」ではない。ただし償還が可能かどうか、準備金証明が何かは、どちらも不明です。単一チェーン・単一場所 —— bStocks と同じ形です。
  • Coinbase のラッパーは直接証券(direct-security)で、株式は Alpaca が 1:1 で保有します。2026-08-24 に NVDAc・METAc・AAPLc・GOOGLc で開始し、13契約を展開して流通があるのは4銘柄のみ。3社で唯一、自社取引所の中で流通していません —— Uniswap と Aerodrome で取引でき、Aave の担保に使え、Morpho で借入できます。
  • bStocks は規模が最大、銘柄数は(Robinhood を除けば)最多、しかし流通場所は最も狭い:1チェーン、1取引所。

これは告発ではなく、構造の記述です。 ただしこれにより第2節の問いは観察可能なものになります。ある取引所が競合の株式をトークンにし、その競合も同じ製品を出している —— そしてこの場所では、その競合に対する証券1つが、競合自身の製品ライン全体より大きいのです。

7. このスナップショットは土曜日のものである

時点 2026-10-31T06:06:52Z は UTC の土曜日の朝です。米国の現物市場は金曜 20:00 UTC に引け、次に開くのは翌週月曜です。

同じ発行体について、これは一度定量化されています。同じ株、四つの板 は AAPL のトークン化4版を土曜日に並べ、休場中の気配はマーケットメイカーの意見であり市場価格ではないと結論しました。

したがって本稿の24時間騰落率はこう読んでください。その窓(金曜 06:06 UTC から土曜 06:06 UTC)は金曜の米国市場の一セッション全体を含みますので、純粋な休場中の気配ではありません。ただしスナップショットの着地点そのものは休場中にあり、月曜の寄り付きまでの2日あまり、これらのトークン価格がこの銘柄群の唯一の価格です。

本群には追加の含意があります。 COINB と HOODB の原資産は暗号資産の取引場所の株で、暗号資産市場は週末も休みません。つまりこのスナップショットの後の2日間、暗号資産市場は動き続け、この2銘柄の原資産株は金曜の終値に止まっています。その2日間に COINB の価格が何に対応しているのか、このデータは答えられません —— その瞬間の気配がいくらだったか、しか言えません。

8. この手法で計算できないこと

第一に、プレミアムもディスカウントも計算できず、トークンが原資産に追随しているかも判定できません。 スナップショットにはトークン自身の価格しかなく、原資産の参照価格がありません。さらに決定的なのは、配当が米国源泉税 30% の控除後に乗数で再投資される仕組みだという点です —— 現在の乗数が分からなければ、トークンの単価と株価はそもそも比較できません。 つまり第4節の切り口は記述にとどまり、帰属はできません。COINB の −23.03% のうち、どれだけが原資産から来て、どれだけがこの場所から来たのかは判定できません。

第二に、1トークンが何株に相当するかも計算できません。 スナップショットに換算比率がなく、流通量はどんな持分にも換算できません。

第三に、レンジ幅の期間が揃っていません。 本群5銘柄は 117 / 110 / 95 / 95 / 24日。本稿が引用する全体のレンジ幅順位は上場100日以上の46銘柄に限っており、該当するのは COINB と HOODB だけ(46銘柄中で狭い方から13番目と18番目)。JPMB の 1.100倍 はこの規則で既に無効です。

第四に、上場30日未満の銘柄では「30日」の項目が30日を覆っていません。 全体で15銘柄が上場30日未満、11銘柄が20日未満 —— JPMB は24日なので、その +2.89% は30日に対応しません。 証拠は別の銘柄にあります:APPB は上場5日で7日と30日の項目が完全に同じ(どちらも −16.11%)—— この項目が利用可能な履歴に切り詰められていることを示します。第4節の表で期間が完全なのは COINB・HOODB・GSB・PYPLB の4銘柄で、JPMB の行は割り引いて読んでください。

第五に、時価総額は CMC の定義です:価格 × 流通量。本稿の全体合計 13.1838億ドル はこの100行の単純合計です。一方、第6節の表の「オンチェーン規模」は別の出所・別の時点の数字です —— bStocks の 9.14億ドル、Robinhood の 1.51億ドル、Coinbase の 750万ドル はいずれもそうで、CMC の時価総額とは一致しません。したがって COINB と Coinbase の製品ラインの 2.4倍 は桁としてのみ読んでください。

第六に、105銘柄のうち100銘柄です。 CMC は105銘柄を報告し、スナップショットは100銘柄。欠けている5銘柄は本稿のどの数字にも入っていません。

第七に、単一チェーンです。 100銘柄すべてが BNB Chain のみに存在します。クロスチェーンの流動性分断はなく、同時に冗長性もありません。


結論。 この一群には、似て見えて別物の「集中」が二つあります。

一つ目は偽です。 COINB と HOODB は本群の時価総額の 90.9% を占めますが、上場ロットで統制すると COINB は10銘柄中5位、HOODB は10銘柄中7位 —— どちらも中位で、資金が暗号資産取引所の株に集中した証拠は何もありません。 その 90.9% は分け方の産物です。2026-07 上場の2銘柄に、より小さい3銘柄(うち1つは 2026-10 上場)を並べた結果です。

二つ目は本物です。 本群で30日がマイナスなのはこの2銘柄だけ(−23.03%、−25.29%)で、他の3つ +2.89%、−1.14%、+7.49% はすべて全体上位20位以内。しかも GSB と PYPLB の結果は、同ロットの最下位が 29.11% 下げた同一の95日という期間の中で出ています。下落幅の切り口は上場時期が作ったものではありません。 ただしこのスナップショットに原資産価格はないため、トークンがどれだけ下げたかは言えても、原資産が下げたのかこの場所が下げたのかは言えません —— そして PYPLB の +7.49% は、「この発行体の事業に隣接していること」自体が何も説明しないことをついでに証明しています。

最後に単独で覚えておく価値のあること。上場させられた2社も、自らトークン化株式を手がけています。 Coinbase は Base 上で10銘柄・オンチェーン 750万ドル、13契約のうち流通があるのは4つだけ。Robinhood は190銘柄・1.51億ドル、単一チェーン・単一場所。そして bStocks 上の Coinbase に対する証券1つは、Coinbase のライン全体の 2.4倍 の規模です。

出所は CoinMarketCap、時点 2026-10-31T06:06:52Z、bStocks が報告する105銘柄のうち100銘柄を対象。銘柄の明細と価格は /stocks/bstocks、発行体の横断比較は /stocks。本稿は調査メモであり投資助言ではありません。DYOR。

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